ツンデレを数値化してみる

 世間ではすでに「クーデレ(クールデレ、もしくは素直クール)」なる新属性が盛り上がりつつあるのですが、そんないまこそあえてツンデレネタに挑もうと思います。それが俺のツンデレ道。
 お題はずばり「数値化」。戦闘力ですら数値化してスカウターを破壊するくらいです。ツンデレを数値化することだってきっと可能なはず。
 いわゆる「ツンデレ」という概念はツンツンせずにおれない登場人物が、デレデレしたときの落差によって魅力を持つと言われております。ではその度合い(落差)について、強引ながら数値化してみたらどうなるか――更にはじき出した数値を比較してみたら? 最強のツンデレが判明するのでは?――と、いかにも頭の弱い子(僕)が考えそうなことですね。全国のツンデレを愛する諸兄はかわいそうなモノを見る目でもって見逃してください。
 べ、別にアンタのためにやるんじゃないんだからねッ……でも……読んでもいいわよ。え? ホントに読んでくれるの? そ、そう……。べ、べつにどーってことないんだけどね……ふんっ……(ありがと)

※10月25日追記 :公式を加算から乗算に改訂

ツンデレの定義

 いくつか前提となる話について。

A・ツンデレとは本当は好きな相手にたいして恥ずかしさからつい「ツンツン」してしまうキャラが、二人きりになったときなどに思わずふだんの分もかねて「デレデレ」する。
B・登場時には敵対といっていいほど「ツンツン」していたキャラがその後のエピソードによっていわゆるベタ惚れ状態「デレデレ」になってしまう。

 おおざっぱに区分される上記のA、Bを総称してツンデレと呼ぶこととする。

実際に数値化してみる

 フラットな状態、好きでも嫌いでもない好感度の頃を0 TDLとする。
 対象となる相手に対して冷たい態度、厳しい態度をとる状態を単位Tとし、甘える・好意をほのめかせる状態を単位Dとする。
 

実例

BLEACH 18 (ジャンプコミックス)
 ↑砕蜂さん 漫画「BLEACH」より
・ツン時:対象(夜一さん)をブッ殺そうとする。
T=100
・デレ時=すっかり従者。巻頭カラーの扉絵では夜一さんの水着姿を見てちょっと危険なくらい頬を赤らめる。 
D=200

・計算: 100 T+200 D = 300TDL
100 T×200 D = 20000TDL

総論(まとめ)

 300TDL20000TDLを弾き出した砕蜂ガチでツンデレ百合と言える。なにこの結論。
 というかそもそも基準となる値がないのでT値もD値も根拠がありませんよ。もうちょっとサンプル数を揃えて公式も改良していきたいですね。みんなオラにツンデレをわけてくれ。