海晴姉さん風邪をひく。
わりと気になっていたこと。
海晴が妹たちに海より深い愛情をもって接していることは自明として。
なんといっても妹18人です。愛する妹たちに囲まれて幸せでありつつも、
「もし、自分にお兄さんやお姉さんがいたらどんなふうだろう」という想像を働かせたりしないのだろうか。
オトナになった今はともかく、幼い頃の海晴はママに「お姉さん(お兄さん)がほしい」とお願いして困らせてしまったことはないのだろうか。
そんな海晴姉さんが風邪ひいて、ちょっと心細いときに弟くんに看病してもらっていたら(更に二人っきりだったら)、
こういうちょっとしたワガママを言ってくれそうなので――描いてみました。
「なんでもお願い聞いてくれるの? 嬉しいナ」
「じゃあ…い、今だけお兄ちゃんになってくれる?」
「おにーちゃん、おにーちゃん」
「お兄ちゃん?」
「えへへ。何でもない。呼んでみただけ」
「今日のことは霙たちにもナイショ。二人だけの秘密ね?」
「ありがと……お兄ちゃん。おやすみなさい」
口調がちょっと子供っぽいのは風邪を引いて心細いからです。
個人的に海晴お姉さんに対しては、『甘えたい<甘えられたい』なんですが、甘えたい弟くんの方が多いのかな。どうかな。
自分メモ:妄想が止まらないぜ(´Д`;)